1月9日、かながわサイエンスパーク敷地内広場で、今年も高津区消防出初め式が行われました。
ことしもめぐみ幼稚園の園児さんによる演技が行われました。かわいい演技に拍手喝采でした。
昨年初めて披露された西高津中学校生徒による「ジュニアハイスクール消防隊」の消火栓操法に続き、今年は橘・高津中学校生徒による分列行進、消火栓操法の成果が披露されました。きびきびと放水を行い、頼もしいかぎりです。
中学生が消火栓を使って放水できる技術等、防災の知識を身につけることは、いざというときに力になると思います。
式辞で高津消防署長は、高津区内では昨年57件の火災が発生し、前年と比べると14件増加した。火災原因の第1位は放火で、放火防止のためのポイントは家の周りには燃えやすいものを置かない。家の周りはできるだけ明るくする。地域の皆で声かけと見守りを。ごみは収集日にだすようにしましょう等とはなされました。
消防団の方々は、お仕事をもちながらの活動です。市民の命と財産を守るために、常日頃からの訓練と、いざという時の出動ですから本当に頭が下がります。
消防団長から東日本大震災の経験から、消防団員の迅速な情報伝達手段の確保の必要性が浮き彫りになり、整備が進んだことが紹介されました。「防災は、地域の絆と備えから」。地域防災計画の見直しが急がれます。