1月14日土曜日、市民プラザで障害をもつみなさんの成人式が行われ参加しました。それぞれ卒業された養護学校の担任の先生から、当日出席された74人の、一人一人のお名前が紹介されました。
代表の方が『成人のことば』を堂々と発表されました。
清掃の会社で働いているそのかたは、神奈川県のパラリンピックで清掃の部で優勝し、今年は全国大会に行くそうです。夢は二つ、ひとつは日本一の清掃の技術を身につけること、もうひとつは、車の免許を取り自分の車を買って、お母さんを乗せて旅行に行きたいということだそうです。
もうお一人も、清掃のお仕事をされているが、早く一人前になって、お金をためて家族に楽をさせたいということを述べておられました。
聞いていて思わず熱いものがこみあげてきました。
そして最後は『世界でひとつだけの花』を全員合唱しました。うたうのは少し難しいけれど、この歌の歌詞はすばらしいと思います。
「花屋の店先に並んだ いろんな花をみていた
人それぞれ好みはあるけど どれもみんなきれいだね
この中で誰が一番だなんて争うこともしないで
バケツの中誇らしげに しゃんと胸を張っている
それなのに僕ら人間は どうしてこうも比べたがる?
一人一人違うのに そのなかで一番になりたがる?
そうさ 僕らは 世界にひとつだけの花
一人一人違う種を持つ
その花をさかせることだけに 一生懸命になればいい」
感動した成人式でした。
青年のみなさんの夢が壊されることのないように、一人一人が生かされる社会をつくらなければと思いました。