このまちで子育て

入所を希望するこどもがみんな保育園にはいれるように 2008年7月13日

2008年7月13日

保育緊急5カ年計画の前倒しと見直しを

今年度4月1日現在の保育所の入所状況(下記記載)が発表され、待機児動が昨年度より増加したことが明らかになり、6月議会では、代表質問で待機児童解消策について、質問しました。

―平成20年度保育所入所状況等について―
平成20年度(昨年比)
・利用申請数…………………15、013人(+604人)
・入所児童数…………………13、475人(+655人)
・入所できない児童数………1、538人(-51人)
・待機児童数……………………583人(+118人)
(うち高津区の待機児童数)……(101人) (-29人)
4月1日現在市民こども局資料より

待機児童は583人(高津区は101人)に

今年度中の緊急対策と保育緊急5カ年計画の前倒しと見直しを要求

●今年度中の緊急対策については
高津区では今年度、高津保育園の移転増築と、30名定員の小規模認可保育所が4箇所新設され155人の入所枠が増えましたが、人口急増と保育所の入所を希望する人が増加し4月1日現在の待機児童は101人に。今年もゼロにできませんでした。保育緊急5カ年計画策定時の昨年7月には、1年目の今年の4月には、AランクとビBランクの待機児童はなくしたいという計画でしたが、1年目にして早くも達成できませんでした。今年度中の緊急対策をとるべきです。子ども本部長は「入所選考基準ごとに、年齢や地域等のより詳細な分析を行い、対応を検討していく」と答弁しました。

●「保育緊急5ヵ年計画の前倒しと09年度中に見直しを検討する」と答弁
現在高津区内の認可保育所は小規模認可も含め23箇所、定員総数は2020人です。
保育緊急5カ年計画では、平成24年4月の保育需要を2680人と見込んでいます。今後、平成21年度に高津保育園跡地に120名定員、平成22年度に60名定員の認可保育所が開設する計画ですがこれだけでは到底足りません。市長は平成21年度中に計画の見直しを行なうと約束しました。小規模の対応だけでは限界があると思いますから、認可保育所の緊急整備数を増やすべきと考えます。

●園庭のない保育所(室)は近くの認可保育所で一緒に遊ぼう
新規事業の小規模認可保育所とかわさき保育室は園庭がなく夏の水遊びもできません。近くの認可保育所に遊びに行くなどの連携と職員配置、市の職員研修への参加も保障すべきと求めました。子ども本部長は「認可保育所は地域の保育の核として、地域の保育施設と連携し、遊び場も研修も対応し支援する」と答えました。