9兆円という巨額の資金を必要とし、使用電力も新幹線の3倍以上と言われる「エネルギー浪費型」の交通体系であり、大深度トンネルによる活断層の影響や火災時の安全性の問題,電磁波による乗員・乗客の健康被害、振動・騒音、環境や市民生活への重大な懸念を指摘し,市として国とJR東海に厳しい対応をとることを求めてきました。
(質問)代表質問者斉藤たかし議員
①巨額な資金を長期にわたって投入するリニア建設を急ぐ
のでなく 、現鉄道網の耐震化・整備こそ優先すべき
②省エネ社会の構築に逆行するもの
③立坑建設に伴う市民生活・健康被害・環境破壊からみても建設すべきではないと考えると主張し,市長の見解を質問。
(市長の答弁)
市長は「消費電力量の件も含め国政レベルで鉄道事業者等を適切に指導していただきたい。リニアは重要な交通インフラとして国の政策で進められているが,市民生活に密接な影響があると認識しているので、立坑設置等による本市への環境負荷が可能な限り低減されるよう、JR東海に文書により要請を行っている」と答弁しました。