議会活動報告

学校トイレ快適化を急いで

2012年10月1日

学校トイレ快適化、窓アルミサッシ化、エレベータ設置、校舎の外壁改修等を実施する予算が「義務教育toire施設整備費」です。決算書では、不用額、つまり使わなかったお金が3億7900万円余もありました。トイレ快適化やエレベータ設置など、計画に従って設置しますが、不用額がでるのなら、その要因によっては改修や設置校を増やせるのではと思うのですが、その要因を質問したところ、設計金額の精査や入札効果によるものとのことでした。

学校のトイレ快適化の事業は、2008年度134校を対象に始まり、2012年度末において、未実施校は67校となるとのことです。
児童生徒が一日の大半の時を過ごす学習生活の場である学校施設の教育環境の快適化のひとつとして、老朽化したトイレのくさい、汚い、暗いトイレ、和式便器中心のトイレを改修し、洋式化、床のドライ式化、洗面用水洗の自動化などをおこなっています。

①これまでの取り組みと来年度にむけた取り組みを質問しました。

教育長は
これまで改修した学校数と箇所数は
2008年度 10校 26箇所
2009年度 16校 34箇所
2010年度 8校 28か所
2011年度 18校 63箇所
2012年度 14校 49箇所改修及び
  来年度にむけて 7校25箇所の設計を行っていると答弁

②未実施校67校あるが、何年度までに完了する計画か、2011年度なみに改修テンポをもっとと上げることができないのか、改修する順番についての考え方を質問しました。

教育長は
「未実施校についても早期実現にむけて取り組んでいく。学校トイレ快適化事業で改修を実施する意外にも、既存学校施設の再整備事業など他の事業においても進めていく。改修校については、トイレの建築年度、施設状況、学校の希望等を勘案しながら選定しているところ」との答弁でした。

快適化の未実施校は、平成25年度実施予定の7校を除いて、小学校は38校、中学校は22校です。 早期実現を要望しました。

高津区内の未実施小学校は末長小、高津小、南原小、久地小
                          中学校は高津中、東高津中、西高津中です。