このまちレポート

高津小学校創立100周年兼140周年記念式典&祝賀会

2012年11月11日

11月10日、高津小学校の創立100周年兼140周年記念式典&祝賀会が開催されました。

長い歴史を持つ高津小学校は、その歴史のなかで学校の場所を何回も移動してきたとのこと。創設は、明治初期。明治6年に溝口・下作延・久本の各私塾を併合してCIMG2421「溝口学舎」として宗隆寺内に創立されたとのこと。その後、明治7年に旧亀屋の十字路付近に。大正3年には今の帝京大学付属溝口病院の付近に校舎を建設。そして大正12年9月1日の関東大震災で校舎は倒壊。その後、何をさておいても学校の建設を最優先だという地域の総力で、震災からわずか3年で現在の場所に校舎が建設されたとのこと。まさに今につながる地域力だと祝賀会のあいさつのなかで語られていました。高津小学校が地域に守られ大切にされてきたことがよくわかるお話でした。

我が家の子どもは二人とも高津小学校に通いました。上のこどもが6年生の時、70周年記念の式典がありました。あれから30年です。いただいてきた副読本を熱心に読んでいました。私も溝口に住む人間としてこの地域の歴史、文化、産業、人々の暮らしなどがとてもよくわかり、興味深く読みました。

子どもたちが、この歴史と地域を学ぶことはとても大切なことです。
10日は、高津地区防災訓練と重なったため、式典はでることができず、とても残念でしたが、こどもたちの表現活動がすばらしく感動の記念式典だったと、祝賀会でこもごも語られていました。
学校は、子どもたちが育つ教育と地域の文化、コミュニティーの場です。これからもますます発展されますように。