「わかる事業の実感があった」・・この現場の声をなぜ尊重しない
少人数学級の実現を求めてこの間の議会でとりあげてきましたので報告します。
川崎市が県に報告した「少人数学級設置者研究報告書」には少人数学級を実践した教師の実感が綴られています。「基礎学力の充実に大いに役立った。個別対応の時間に十分な時間が確保できる」「少人数学級における指導の有効性が確認でき,こどもたちにも『わかる授業』の実感があった」「中学1年生においてはいわゆる中1ギャップの解消に有効だった」「授業中に発言する回数や時間が多くなることで、学習の満足度がたかまるとともに、次の学習への意欲の高まりが期待できる」などが報告されています。共産党はこの現場の声を尊重し人数学級の実現を直ちに行うべきとこの間何度も求めてきました。
「県からの教員加配措置が行われない中では困難」と教育長答弁
教育長は「県の少人数学級研究指定制度を活用して小学校1年生の少人数学級は実施していくが、県からの教員加配措置が行われない中で、拡大するのは困難」と答弁するばかりです。40人学級は過密状態です。市の教育予算の拡充でどの子もわかるゆとりのある教育環境をつくるべきです。