3月3日(日)午前10時より、たちばな小学校の校庭で橘地区の第36回自主防火防災訓練が行われました。各町会から大変多数の参加でした。
高津消防署長さんが「地域を知ること、人を知ること、技術を身につけることが大事で、自主防災訓練でいろいろな訓練に参加して技術を身につけましょう」とお話しされました。
私は給水訓練の様子を見ました。水道サービス公社の方が高津区内の応急給水マップを説明していました。災害により万が一家庭の水道がでなくなった場合に備えて、市内128カ所、うち高津区内に17カ所,隣接する区に8カ所の貯水槽・貯留管などを利用した応急給水拠点を設置しています。家庭で水の備蓄と合わせて普段から近くの応急給水拠点の場所を複数箇所確認しておくようにとのことです。
その話のあと給水訓練を行いました。給水の前に、水を入れた試験管に試薬品を入れるとお水がピンク色に変わりました。塩素だけに反応する試験薬ということで、飲料水として飲めるということを確認した上で、給水訓練が始まりました。
水の家庭での備蓄は1日一人3リットル×3日分=9リットルが目安とのこと。
我が家でも一応備蓄しているものの,もう2年以上経過しているから、買い替えしなければと思って聞いていました。
近頃、自主防災訓練時に引っ張りだこの赤十字の皆さんが、応急処置のしかたや心臓マッサージ、AEDの装着の訓練なども行っていました。
いつ起きるかわからない大地震です。防災対策が急がれます。新年度予算案では、独立型備蓄倉庫を地域防災拠点である市立中学校と合わせて、避難所である市立小学校にも2015年度までを目標に整備を推進するとし、2013年度予算では中学校5校、小学校22カ所設置する予定です。
また避難所175カ所にLED投光器を設置。マンホールトイレを中学校15校に、新年度は基礎調査、次年度に設計・工事の予定となっていますが、まだどの学校かは検討中で決定されていません。決まり次第お知らせしたいと思います。
その他の新年度の防災対策予算の内容についても後日お知らせします。