はじめの一歩

感動した孫の保育園の卒園を祝うかい

2013年3月10日

孫が保育園を卒園します。夕べ、今日が卒園式だと聞いて、午前中時間がとれたので、楽しみにいきました。

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卒園する20人の子どもたちが、胸を張って一人づつ、注目されるように間隔をおいて入場してきます。その間隔の演出に、ひとりづつが大切にされているなと感じました。その姿をみているだけでもうじわっときてしまいました。

そして園長先生の子どもたちに話かけることばも本当にすてきでした。「皆さんが、6年前に生まれた時、おとうさんもおかあさんもとってもうれしかったと思います。保育園にずっとかよってくれましたね。たのしかったこともいっぱいあったけど、かなしかったこともいっぱいあったね。でもみんなよくがんばりました。・・・がんばればできるということがたくさんあったね。・・・これから小学校に行くけど大丈夫。・・・でもつらいとき、もうがんばれないとおもったときは「たすけて」といってもいいんだよ。おとうさんやおかあさんに言ったらきっと一緒に「だいじょうぶだよ」といってくれるよ。保育園に来て先生たちのところに言いにきてくれてもいいよ。いつでも待っているからね。・・」というようなあいさつでした。こんな優しい言葉を久しぶりに聞いたなーと涙がでてきました。

そして卒園証書も感動的でした。ひとりづつその子のよいところ、すてきなところ、がんばったことが読み上げられ、園長先生から渡されます。
ひとりづつに「・・・にがんばりましたね。とてもすてきでした。・・をがんばったことを忘れないでね。」「・・・さんのまわりにはいつも小さい子たちがいましたね。みんな・・さんのこと大好きだったんだよ」「となりの・・小学校に訪問して感想を聞かれた時に、はいって手をあげてしっかり答えてくれました。とっても勇気があることなんだよね。その勇気があればだいじょうぶ」
孫にも「いつも友達と楽しい遊びを考える名人でした。いつもまわりに友達がいましたね。・・・」と。私に似てなみだもろい娘も、真っ赤な目をして泣いていました。

保育園ていいな。ひとりづつが大切にされているなーと、本当に感動しました。こころに暖かいものをいっぱいもらいました。あとで、保育士をしている娘に「保育士の仕事は、やっぱりすてきだよ」とメールをうって、私もなんだか昔の保育士の頃を思い出し、原点にかえったようなきもちでした。
とてもいい一日でした。