このまちレポート

井田重度障害者等生活施設の内覧会が行われました

2013年3月22日

中原区井田3丁目の通称井田山の一角に,障碍者の皆さんの生活支援や日中活動等や療育を行う施設などがありますが、この間再編整備されてきました。 このたび、施設が老朽化し改築の必要性が生じたことと、障害者自立支援法のもとで、3障害一体の施設として新築された「障害者支援施設桜の風」の内覧会が3月21日開かれました。

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これまでの障害者支援施設めいぼうともみの木寮が一体となり入所機能と日中活動機能、短期入所機能等を行う施設です。3障害一体の施設というのは全国で初めてということで,市の計画が提示されてからこれまでの数年間,議会で様々な議論を行って参りました。

老朽化が激しかった陽光園がまず廃止になって,陽光園に入所していた方々はグループホームようこうや地域に移行されたり、めいぼうに生活の場を移されたりしました。
そしてこのたび、完成した新しい施設に希望される方は入所されます。

知的、身体、精神の障害それぞれの特性が違いますから,一体といっても,当然、フロアやユニットで仕切られています。
新しい施設は,これまでの直営ではなく、指定管理者が管理運営を行うことになりました。新しい場所・環境に変わることと合わせて,慣れたスタッフが変わることでの不安が、安心に変わるまでは、引き継ぎ期間をもうけてきたとしても時間がかかることでしょう。

新しい施設は,ゆったりとして明るく,みんな個室です。スタッフは総勢90名を上回るとか,大きな施設なので,入所される方々がまず生活に慣れるまで丁寧に支えてもらいたいと思いながら中を見せていただきました。
数ヶ月経過した頃また視察させてもらおうかなと思います。