共産党市議団は毎議会のように、私立幼稚園の保育料補助の増額をすべきと質問を繰り返してきましたが、先の12月議会の代表質問〔12月9日〕でも質問しました。
国の補助のみなおしで逆転現象が!
大幅減額されるDランクに市の上乗せ補助を求める
その質問のなかで、国の新年度予算の概算要求では、低所得者への補助の重点化を行うとして、国の補助単価を見直し、生活保護世帯を含む年収360万円以下の世帯=(AランクからCランク)の単価を引き上げるものの、年収が360万円を超え680万円以下である世帯=(Dランク、全体の84%を占めもっとも対象者が多い)の単価を引き下げるとしています。
特に第1子については62200円から25000円へと半額以上の減額になり、市費を独自に48000円補助している年収680万円以上の世帯=〈Eランク〉よりも、はるかに少額になってしまい、逆転現象がおきてしまうことから、Dランクに市の上乗せ補助を行うことを強く求めました。
市が差額穴埋めを行うと市長記者会見
1月19日の記者会見で阿部市長がこのままでは矛盾がでるとして、差額分を独自に穴埋めする方針を明らかにしました。減額分を補填するか、さらに上乗せするかなど、詳細を検討しているとのことです。
この問題では議会としてもDランクを減額しないよう国に求めた意見書をだしています。〈議会活動報告に掲載〉
2月17日から予算議会が始まりますのでそのなかで詳細についておおいに議論していきたいと思います。