医療法人社団葵会の設立した老人保険医施設が中原区に建設され、4月開設を前に3月25日に内覧会がありました。中原区では初めての老健施設です。
玄関で若いスタッフの皆さんが一列に並んで一斉に「いらっしゃいませ」と出迎えてくださったのには少し驚きました。
理事長さんが式典の挨拶で「贅をつくさせていただいた」と言われる通り,建物の中は,とても立派で,室内にとり入れたのは初めてという水を使ってのパネル状の空調設備が各所に設置されていました。
居室は,個室が46室、4人部屋が26室あります。個室はそれぞれにお風呂、トイレ、洗面台も設置され、褥瘡を予防できるという最高級のウオーターベッドが設置されていました。
4人部屋にも専用のトイレ、洗面台等が設置されとても明るくゆったりしています。各階に、談話室、リハビリスペースが確保され,器具も設置されていまれていました。
機械式の入浴槽も拝見しました。今は,こうした浴槽がどんどん工夫され,入浴する方が不安にならない工夫や介護する方の身体負担を軽くする装備がついています。
入所定員はショートステイも含めて150床、通所リハビリテーションが40名とのことです。1階のフロアが通所リハビリを行う場所になっており、様々なリハビリ器具が配置されていました。お風呂も窓越しに季節のお花が楽しめるようになっていて、これはいやされるだろうなと思いました。
介護老人保健施設は,家庭生活への復帰を支援する施設なので,基本的には3ヶ月を目安にしているという案内してくれたスタッフの方の説明でした。そのために看護や介護、機能訓練を行う施設とのことですから、高齢者にとってなくてはならない介護施設です。
既に,入居者は決まっているとのことです。あたたかい支援を行う施設となることを期待します。