21日、民生委員児童委員大会開催のご案内をいただき、第3部・式典に出席しました。すでに第1部で民協活動発表及び事例発表と大会宣言が、第2部で記念講演が行われ、会場は熱気に包まれていました。
第3部で功労者表彰が行われ、勤続30年の方が3人、25年の方が3人、20年の方が2人、15年の方が99人、10年の方が11人いらっしゃいました。長い間本当にごくろうさまです。司会者がおひとりづつお名前を紹介するとその度会場からあたたかい拍手が起りました。ねぎらいと賛辞の拍手だとおもいます。
採択された大会宣言に「現代社会における人間関係の希薄化が指摘される中、地域社会では、従来の見守り活動からもれてしまう方々や制度の狭間で福祉サービスを利用できないでいる人々が社会から孤立してしまうという問題も社会的課題となっており、住民を地域で支援する地域福祉の水深がますます重要になってきております。高齢者の見守り、児童虐待や子育ての孤立化の防止、さらには災害発生時の要援護者の支援活動を充実させて行くためには、行政や関係機関との連携・恊働をよりいっそう図ることが求められています。
・ ・・(中略)・・
誰もが安心して住み続けることのできる地域社会づくりを進め、地域住民の信頼と期待に応える活動を進めなければなりません。このことを肝に命じ、社会奉仕への情熱と使命を持って実践して行くことを誓い、ここに決意を新たにし、…宣言します」」とあります。こうした崇高な情熱があるから取組むことができるのだと感銘しました。
民生委員さんの活動はとても多く、主催者あいさつで紹介されましたが、全国平均で3日に1度は活動されているとのことで驚きました。
地域福祉の担い手として、地域をよく知っておられる民生委員児童委員さんに依拠することがますます増えていると思います。
民生委員さんの負担がこれ以上過重にならないようにしなくてはいけません。行政が行うべきことも含まれているのではないかな・・と考えながら座っていました。