このまちレポート

国民の声を無視して秘密保護法案の強行採決の暴挙に断固抗議!

2013年12月6日

CIMG3255今朝は溝ノ口駅デッキで宗田さんと後援会の皆さんと一緒に。そして午後は議員団10名全員で、代表質問の再質問の原稿書きを一度中断して、アゼリア入り口で「国民の圧倒的多数の反対を無視して採決を強行するのは許されない。ノーの声をあげましょう!」と、リレートークで訴えました。

CIMG3302昨日の参議院特別委員会での採決強行のやり方にはあぜんとしました。こんな議会運営のルールを無視したやり方が通用するのでしょうか。委員長の採決を図る発言が全く聞こえないなかで、自民,公明の議員が誘い合うように起立して賛成多数で可決。こんな無謀な進め方はみたことありません。

参議院選挙でも一度も公約でふれていなかった。この問題で国民の信を問うていません。しかも今国会冒頭の所信表明演説でも触れていない事をいきなり上程するやりかた。衆議院でも福島公聴会で7名全員が慎重審議、反対を主張したのに,翌日に採決を強行し,何のための公聴会だったのかと批判がわき上がりました。にもかかわらず,参議院でも同じやリかたで採決を強行しました。

行政機関の長が特定秘密に指定する。でも何が秘密かそれが秘密だと言う。日本の外交と防衛,テロ防止、スパイ防止がその対象となるといいます。国の行方を問うような外交,防衛などの重要な問題について、国会議員が調査することも国会質問もできないなんて、憲法の国民主権をふみにじるもの。

取材の自由、報道、出版、表現の自由をうばうものです。憲法で永久不可侵として国民に保障されている基本的人権を奪うもの。日本ペンクラブ、新聞協会、ジャーナリストのみなさん、演劇や音楽、映画界のみなさん、学者の会等等その世論は日に日に大きく広がりました。弁護士さんは「被疑者をどう弁護していいかわからないのがこの法案。暗黒裁判に道を開くと日弁連と全国52の弁護士会すべてが反対しました。

あの自民党の元幹事長の野中さんが『戦争の足音が聞こえてくる。秘密保護法は危険な感じがしてならない』と厳しく批判しました。国民に都合の悪い事は押し隠してあの戦争にひた走ったときを思い出すと戦争体験者の多くの方は話します。憲法の解釈を変えて『集団的自衛権を認め,国防軍を設置する』方向にむかうもの。憲法の平和主義を踏みにじるものです。

憲法を踏みにじり,憲法の上に法律をおくなんて!

秘密保護法の採決強行に断固抗議!