「お財布の中身を心配しなくても病院にかかれるように」小児医療費助成制度の年齢の拡大や所得制限の撤廃は,子育て中のみなさんの強い願いとして、私達はこれまで取組んできましたし,君嶋ちか子市長候補も中学卒業までの医療費助成を公約しました。
お隣東京都全区を始め、すでに7政令市が。県下では、8市町村が中学3年生まで、10市町村が小学6年生までと助成を拡大する自治体はどんどん広がっています。
市長選挙で『小学6年生まで無料にする』と公約し、新聞社の候補者アンケートで『すぐに議会に提案する』と回答した福田市長に、公約通り議会に提案し,来年4月から実施するよう代表質問で求めました。
しかし,市長は「本市の財政状況、現行制度の運営状況、行財政改革の取組の状況を見据えながら,総合的に検討し,できるだけ早期の実現をめざす」の答弁に止まりました。いつか聞いた答弁です。そう、「行財政改革の効果を還元して行う」との前市長とほぼ同じ内容の答弁です。つまり、職員のさらなる削減や福祉等の制度の見直し等を行って、子どもの医療費の無料化の年齢を拡大するというものです。財源を確保するには、不要不急の高速縦貫道路や船のこない港の大開発等を見直せば可能です。税金の使い方をかえれば市民の子育て、福祉充実の願いは実現できます。
しかも小児医療費助成制度は、建物の整備計画と違って、市長がやる気になればすぐに可能です。
再々質問まで行いました。市長の最後の答弁は「本制度につきましては、子育て支援のための大変重要な施策の一つと考えており、小学6年生までの拡充を公約とさせていただいたところです。従いまして、子育て支援の一層の充実を図るためにも、本制度の拡充について、できるだけ早期の実現を目指してまいります」でした。引き続きがんばります。