2月17日、雇用実態が厳しさを増す中、就職や自立支援を無料で行う3事業所を大庭議員、宗田裕之さん、政務調査員と視察し,実態と取組を聴きました。懸命に取組んでいるのがよくわかりました。困ったときは抱え込まず,まずは相談してみてください。
◆ 就職を応援する「キャリアサポートかわさき」
(てくのかわさき・5階、811−6088)
就職相談のプロである「キャリアコンサルタント」等専門スタッフが,相談者の課題や悩みにアドバイスし就職へと支援します。求人開拓員が、地域に密着した企業情報を掘り起こしマッチングを支援。就職活動に必要な知識を身につけたい方へ基礎コースから実践コース、ビジネスコミュニケーションセミナーなどの就職準備セミナーも開催しています。臨床心理士によるカウンセリング,パソコンセミナーも実施。H25年度(1月まで)の就職採用決定者数は302人,セミナー参加者は669人にのぼります。
◆ 「働く」に不安を感じたら「若者サポートステーション」へ(15歳から39歳まで。てくのかわさき3階、850—2517)
働きたい。でも自身がない。面接で落ちてばかりいる。どんな仕事が向いているかわからない。そもそもどうやって就職したらいいのかわからない等の若者の悩みにこたえ,「働く」「働き続ける」を様々な専門集団が支援します。不安を抱える子どもをもつ保護者からの相談も受付けています。
H25年度(1月まで)の利用者延べ人数は3291人、内保護者66人。
◆ 抱える課題に「寄り添い型支援」を行う「だいJOBセンター」 (川崎区駅前本町11−2川崎フロンティアビル5階245−5120)
経済的な問題だけでなく心、家庭,健康上の問題など様々な課題を抱えた方の無料相談窓口です。専門相談員が相談を受け,必要な機関に同行する等きめ細やかな寄り添い型支援で自立をサポートします。失業だけでなく家賃の滞納、借金がある、金銭管理が苦手、人間関係がうまくいかない,生活リズムを崩している等の悩みの相談にのります。弁護士、精神保健相談支援、就労支援員等が相談にのります。昨年12月に生活自立・仕事相談センターとして開設されました。