安倍内閣の閣議決定を許さないという緊急駅頭からの訴えを,13人参加で行いました。夕方4時からの1時間で132人の方が署名をしてくださいました。
まっすぐ署名の台に歩いてくる方,中学生、高校生、そして、特徴的なのは女性が圧倒的に多いということです。赤ちゃんをだっこしたり、幼児の手を引くお母さんなど、大勢の方が立ち止まって署名をしてくださいました。
「がんばってほしい」「戦争する国になるのはおそろしい」「公明党に期待したけど裏切られた。政権を離脱すればよいのに」等の声が寄せられました。
私は、今朝の赤旗新聞に載っていた元内閣法制局長官大森さんの記事を読んで勇気づけられたその内容を,そして感じた事をマイクで訴えました。
「閣議決定は憲法を超えない」という記事です。
閣議決定に集団的自衛権が盛り込まれたからといって、憲法9条は何ら改正されていない。国民は憲法9条を守っている。
閣議決定は内閣の最高の意思決定だけれど、そういう決定がなされたとしても、集団的自衛権の行使は憲法9条のもとでは認められないという命題はかわらない。閣議決定は憲法を乗り越えるものではない。
今後,政府は、自衛隊法の改正、あるいは周辺事態法の改正などを国会にかけてくるでしょう。しかし、その都度、国民は戦争する国にすることは絶対ノーの声をあげていこう。
憲法を守らなければならない国家権力が、私が総理大臣だから解釈を勝手に変えてもよいという立憲主義を破壊する思想。しかも戦争しない国から、戦争する国へと、国のあり方を180度変えてしまうというのです。
集団的自衛権は国民を守るものではありません。日本が武力攻撃されなくても他国で武力を行使できるようにするものです。若者を戦場に送り命を脅かす集団的自衛権は絶対に認められません。これからが闘いの始まりです。