このまちレポート

視覚障害者福祉協会の役員の方々と懇談しました。

2014年7月20日

DSC015047月14日、視障協のみなさんと懇談しました。

今年4月1日からオープンした「ふれあいプラザかわさき」ですが、以前の日進町福祉センターと比べて使いにくくなっているので改善してほしいというのが一番目の要望でした。

そのひとつが、視覚に障害のある方々が、ホールを使用する際に、靴の履き替えをしなければならない。靴の履き替え場所や靴箱がなく、利用者が個別に靴を入れる袋などに入れて管理しなければならないということです。会長さんは、私達は手にものをもつのが一番困るんだといわれました。

ふれあいプラザかわさきは新設の複合福祉施設でありながら、配慮に欠けているといわざるをえません。私達としても一度視察して、改善を要望していきたいと思います。

視覚障害の方々の囲碁将棋大会が川崎は盛んだとの事です。視覚障害者囲碁を広く普及するための大会を毎年実施したい。川崎市の視覚障害者福祉施策のシンボル事業として、たとえば「川崎市長杯」のような冠大会を開催し助成していただきたいという要望で、囲碁の楽しさを語る時は皆さん、うれしそうでした。

日常生活用具の給付については、川崎はブレイクストークを1級から6級まで必要とする方に認めたことは,他の自治体のなかで初めての事で、大変ありがたいと言われていました。私達も毎年、予算要望してきましたので良かったと思いました。パソコンソフトの支給対象を3級以下で必要とする人に拡大をしてほしい等の要望がありました。

福祉タクシー券は500円券だけなので使いにくい。使い勝手を良くするために300円券にして欲しい。

27年度の地方選挙から、選挙公報を点字、音声、拡大文字などにしてほしい。

各種調査における点字回答を広く認めてほしい等の要望です。

どの要望も切実です。是非とりくんでいきたいと思います