今年から決算審査が分科会方式になり、まちづくり局管轄の2013年度の決算審査は、担当するまちづくり委員会の議員しか、質問できなくなり、津田山駅のアクセス向上策について、共産党の佐野議員に質問してもらいました。
5月2日に『津田山駅と周辺を良くする会』及び近隣住民と一緒に要望した内容について、どのように検討されているのかなどを質問しました。答弁は「交通政策室長」です。
【質問】2013年度のとりくみは?
【答弁】平成24年度よりJR東日本への委託により実施した津田山駅の自由通路整備及び橋上駅舎化の概略設計、津田山駅駅前空間の基本設計を行っている。
【質問】アクセス向上策というのなら,幅員が狭くて危険な平瀬第2踏切を横断しなくてよいように、水路ののり面と水路上を歩道にするためJRと粘り強く交渉してほしいと要望したがその後のとりくみは?
【答弁】平瀬第2踏切側からの水路上部を利用した通路設置については、水路部分等の敷地が狭隘であり、また隣接する道路との高低差がある事など、様々な課題があるので、それらの課題を含め、引き続き、JR東日本と協議し、検討を行ってまいります
【質問】新しい駅前空間用地に、車の乗降スペースがとれないか要望してきたがその後の取組は?
【答弁】駅北側になる小杉菅線側への停車帯については、現在、道路管理者と設置に向けた協議を行なっているところです。
【質問】入札中止により工事着手が遅れる事になったと聞いたが今後のスケジュールと取組はどうなるのか?(下作延小学校の遊具の移設工事が先延ばしになった)
【答弁】現在、昨年度から引き続き、JR東日本への委託による自由通路及び橋上駅舎化の詳細設計を行なっており、今年度中に工事着手し、平成29年度末の工事完成に向け、取組を進めているところです。(遊具の移設は来年の夏休みになる予定だが、その他の工事着手は予定を遅らせる事なく進めたいとのこと)
【質問】隣接する住民の皆さんから大変心配されている工事の騒音・振動がどのくらいでるのか、そのための対策はどうするのか、工事に関して早めに内容、方法,スケジュールなど、JRからも説明してほしい。事前の家屋調査の実施や被害補償もJRを含め取り決めてほしいなどの住民からの要望について,市としての見解と対応は? JR側からの対応についても伺う?
【答弁】工事に伴う騒音・振動への対策については、工事施工業者が決定後に予定している工事説明会において、工事内容の詳細をご説明させていただく予定です。なお、工事説明会の開催は本市、JR東日本及び工事施工者が出席し、実施する予定です。家屋調査については近接する家屋に対して、工事施工前、完了後に家屋調査を実施いたしますが、詳細については、工事説明会でご説明させていただく予定です。
*なお、自由通路や駅舎壁面がガラス張りでは近隣の住居内が丸見えになってしまうので、対策をとってほしいという要望については、住居側の一部を壁にし、道路側は2m程の高さまで曇りガラスにして見えないようするよう設計を変更した事は確認しています