昨年10月と11月12日に高津区役所に提出した要望書の回答について、1月20日、宗田ひろゆきさん、地元住民の代表者とともに区役所にて説明を受け意見交換も行ないました。主に高津区役所管内の要望に対する区役所の回答を紹介します。
①(要望)下作延3丁目5番9号の道路排水について、側溝の容量が少ないので溢れ出て民家に流れ込む。太い管にするなど対策を。
(回答) 平成26年度にて側溝と横断グレーチングを追加し対応している。
②(要望)久地駅前踏切近くの道路の傷みについて
(回答)平成27年度中に対応する
③(要望)下作延3−3〜3−4の青地について
(回答)当該青地は、財務省が所管している為以前から関東財務局と協議を行なっており、市道下作延192号線に接続する部分の幅員4mを確保する 為の用地については、関東財務局の理解をいただいているところです。しか しながら、隣接地との境界等の諸問題がある為、工事にいたっていない。
④(要望)246号線から身代わり不動交差点に入る道路の拡幅について
(回答)道路拡幅は困難な為、平成27年度中に路面表示等を検討する。
⑤(要望)諏訪交差点の勾配と路面の傷みの補修と交通安全対策を
(回答)平成27年度に予算要望し、対応いたします。
⑥(要望)国道246号線出口付近の大山街道のカラー舗装について
(回答)当該道路は車道部がホットロールドでカラー化されています。外側線の外側は有効幅員が確保できずカラー舗装は困難な状況です。
⑦(要望)下野毛2−17の道路が傷んでおり凸凹が多いので補修をしてほしい
(回答)平成27年度以降、予算要求し対応してまいりたい
⑧(要望)事故もおきている下作延5丁目4の上の橋交差点の安全確保について
(回答)停止線が交差点より手前に設置、通学路がカラー舗装されており見通しが良く、幅員も確保されていることから、電柱を道路管理者の監督処分による支障移設は困難である。ガードレール設置については設置することで現状より車道幅員が狭められてしまうことから安全性が向上するとは考えにくい為、運転者の運転マナーによる事故防止の啓発活動が有効と思われるのでご理解頂きたい。
⑨(要望)溝口ドンキホーテの隣の道路を市民が使えないのはなぜか
(回答)平成17年度に川崎市総合計画に基づき、地域の重要課題として、旧平瀬川沿線町内会・自治会・商店街・沿線地権者を対象に地元説明会を6回にわたり開催して、行政側の説明会を開催し、行政側の整備プランを説明し地元意見・要望の聴取を行ないました。平成18年度には地元代表者で構成する「旧平瀬川跡地整備計画ワーキンググループ」を4回開催し、整備のあり方についてご協議いただき「旧平瀬川跡地整備計画」を策定しております。
当該道路は、旧平瀬川跡地整備計画区間約1,000mのうち100mの区間であり、既に平成11年度に防災緩衝帯として整備されており、平成18年度第4回ワーキンググループで遊歩道として整備してほしいとのこと、この整備計画において防災緩衝帯を兼ねた避難通路及び遊歩道として位置づけられた経緯が有り、平常時は一般車両の通行を禁止しているものでございます。
(説明を受けたあとの意見交換の中で、入口に自転車がおかれ通行が禁止されているかのような印象を受け、実際には遊歩道として市民に使われていないことについて,周知と対策を求めました。)
⑩(要望)かすみ堤の草が伸びすぎて車の安全通行にも支障がある。伸びる前に草刈りを実施してほしい。
(回答)かすみ堤は国の所有地であることから、市民からの要望については、地権者である国に伝える。
⑪(要望)高津区と宮前区の境の通学路になっている道路は子母口宿河原線の抜け道となっている。前回のアンケートで交差点へのカラー舗装化していただきましたが、通学時間帯の一方交通など通学路としての安全対策を。
(回答)この道路には「この道スクールゾーン」、「通学路注意徐行,スピード落とせ」の捨て看板や「スクールゾーンにつき飛び出し注意」の電柱幕が貼られておりますが、区界の地域性から今後も宮前区と連携をとりながら啓発活動をしていく。一方通行などの規制に関することは高津警察署管轄になるので要望内容を伝える。
⑫(要望)溝口4丁目地内の側溝の蓋のがたつきの改善
(回答)平成26年度に側溝蓋のがた止めを行ない、平成27年度以降予算要求し対応してまいる
⑬(要望)溝口3−24と25の間の道路の傷みの補修を
(回答)平成27年度に対応する。(緊急工事)
⑭(要望)大山街道大石橋、高津駅入口交差点の横断歩道部分の傷みの補修を
(回答)平成27年度に対応する。(緊急工事)
⑮(要望)溝口ポレポレ通りの放置自転車の対策を
(回答)午後に短時間止める買い物客等の利用者が多く、利用者に駐輪場への誘導と歩行者の安全確保のため自転車整理を警備会社等に業務委託している。利用者の意識向上に向け、引続き整理誘導員による駐輪場への誘導など啓発活動を実施するとともに、放置自転車の撤去に努める。(12月議会で質問し、建設緑政局長から「現在、時間利用駐輪場の導入について具体的な検討を進めている」という答弁のあったことを紹介する)
⑯(要望)溝口駅付近の駐輪代金について、及び勤めの関係で24時をまたぐと二日分とられる。24時間以内なら1日分にしてほしい。
(回答)市営駐輪場は平成24年度から指定管理者が管理運営を行なっており、同時に駅からの距離や屋根の有無、階層など駐輪場の利便性に応じた料金体系に変更いたしました。現在、武蔵溝ノ口駅周辺の市営駐輪用の利用料金は50円から200円の設定になっています。一時利用の場合は1日1回の利用料金設定になっている。
このことから、夕方から翌朝までの利用の場合は、定期利用されるか,もしくはゲート式や電磁ラック式の駐輪場では入場から24時間を1日として料金が課金されますので、これらの駐輪場のご利用を検討願います。
本市では管理の効率化を図るためゲート式や電磁ラックの導入を進めているが、既存駐輪場においては、設置スペースの問題などがありすべての駐輪場に導入することは難しいことをご理解ください。
ゲート又は電磁ラックの駐輪場
北口 第1施設、第2施設、第3施設
南口 第5施設
また現在工事中の溝口駅南口駐輪場は、入出場をゲート式とする予定です。
⑰(要望)第3京浜の多摩川の橋の下のゴミについて
(回答)第3京浜の下はNEXCO東日本の管理値となっている。対策はNEXCK東日本で貼紙などの対応を行なっている。
⑱(要望)災害時の避難場所が下作延2〜3丁目、久本1〜2丁目は久本小学校ですが、災害時に南武線を超えて避難することについて、該当町会などと検討し合理的で安全な避難計画をつくってほしい
(回答)本市では避難場所として『一時避難場所』「広域避難場所」「避難所」の3種類の避難スペースを設けておりますが、これらのうちから、災害の種類や規模、被害状況等に応じて適切な場所に避難していただくことになります。これらの場所については地域住民のかたが日頃から意識して確認されるよう啓発に取組んでいるところです。また町内会・自治会等による地域ごとの避難計画に関しては、区役所としても支援して参りたい。
(東日本大震災の時に南武線の踏切が開かなかったことも踏まえ、災害時に線路を超えての避難については行政としても安全対策を考えることが必要ではないかという意見交換をしました)
なお回答がまだの要望については後日報告します。