小学1年生と1歳のお子さんをもつ方から1月メールをいただきました。
小学2年生まで医療費助成が拡充されると聞いたけど、年齢が拡充されても所得制限を少し上回っている所得の為いつも医療費は2割負担。しかも児童手当、特別給付金と同じ所得制限。先月も入院し退院の時8万円も払った。所得制限のために1万6千人以上もこの制度受けられない。この事を忘れないでほしい。なんとか所得制限を撤廃してほしい。というものでした。
私達は基本的に医療は所得に関わりなく平等に助成すべきと考えている事、中学卒業まで拡充をしたい。署名活動を始めていると返事を出しました。
このことからメールのやり取りが始まり、なんとママ友達4人で、みんな1歳のお子さんを抱っこして、始めて駅に署名活動にたったのです。
『所得制限撤廃 子ども医療費中学卒業まで全員無料』と手書きのステッカーをたてて。
いろんな方が声をかけてくれて何度もうるうるしたそうです。終わったときは緊張して胃がいたくなったとか。でも行動して楽しかったと感想を述べてくれました。1時間で100筆余集まったそうです。
国立社会保障・人口問題研究所部長の阿部彩さんが講演会で「医療費は教育と同じで本来所得に関わりなく社会保障として保障されるべき」と言われた事が胸にすとんときた言葉です。
東京都は全自治体で数年前から所得制限なしで中学卒業までです。政令市は既に8市が中学卒業まで、そのうち所得制限なしが6市です。
神奈川県下33市町村では今年の4月から10市町村が中学卒業まで、そのうち所得制限なしが8市町村です。13の市町村が小学6年生まで無料です。川崎は2年生まで拡充したとしてもワーストレベルです。
このための財源はあと36億円あればできます。ようは何を大切に税金をかけるかです。私は未来を背負う子どもたちが病気やけがの時に安心して病院にかかれる川崎に。安心して子育てができる川崎にしたいです。その為に巨額な税金を投入する港の大開発こそ、見直し中止すべきです