6月6日、第41回高津区身体障害者協会の定期代議員総会が開かれました。
会長さんや社会福祉協議会の会長さんは、挨拶のなかで来年4月に施行される「障害者差別解消法」にふれ、法律の理念が生かされる取組が必要という話をされました。
すべての障害のある方が、障害をもたない人と等しく基本的人権を享有する個人として、その尊厳が重んぜられ、その尊厳にふさわしい生活を保障される権利を有する事を踏まえ、障害を理由とする差別の解消の推進を図る法律です。
大切な理念です。誰もが平等に生きられる社会でなくてはならないと本当に思います。その為には具体的な福祉施策の充実が必要と思うと話させていただきました。
私は災害時の避難について話させていただきました。災害時、福祉施設=2次避難所に直接避難できないかという要望をこの会でよせていただいたことがあります。議会でも議論してきました。現状は、まずは1次避難所に避難することになっています。それは、それぞれの福祉施設の被災状況や受け入れ態勢の状況などの情報をつかまないと、いきなりの受入れは困難という理由です。
安全な情報が把握できてから必要な方は福祉避難所に避難誘導するという流れです。それぞれの建物の耐震化や災害時のスタッフの確保なども日頃から整える事が必要です。いずれにしても福祉と医療のネットワークづくりの取組が必要と思います。