2010年2月7日
1月初旬、JR東日本横浜支社から、「ホームの横断勾配をなおす大規模改修工事が必要となったことから、エレベーター設置事業の完了が平成23年度以降となる見込み。現在横断勾配を緩和するための改良方法の検討を行っており、ホームの改良計画がまとまり次第、エレベーター設置等の検討に着手する予定である」旨の通知が川崎市まちづくり局長宛に届きました。
2月2日住民と一緒にJR横浜支社と話し合い
エレベーターの早期設置を求め約3000筆の署名を添えて08年5月、JRと川崎市に要望書を提出した「津田山駅と周辺をよくする会」の方々と一緒に、2月2日JR横浜支社に具体的な説明を求めにいきました。住民からは、地盤軟弱やホームの老朽化は署名提出時に認識していたのだから対策をとったうえで22年度末までに設置すべきだつた等の意見がでました。
●地盤軟弱のため下り側が線路もホームも下がっている。昨年他の駅でホームの勾配のため転落死した事故もあり安全第一に考え、大規模改修してから設置しようと12月に決断し、バリアフリー新法の平成22年度までの期限に間に合わない旨を国に報告した
●それまではホームの一部だけ改良して設置しようと設置場所も決め、工期も平成22年5月から着手し、23年3月末に完成等の事前協議を市とおこなってきた。
●現在、全体の横断勾配を直す複数案を今年度末までの契約で専門会社に委託している。
●その中から対策を決めていく。対策が決まらないと大規模改修の期間が決められない。
●ホームの改良が終われば、エレベーター設置を進めていく。いつまでに設置するかの目標は社内的には持っているが、様々な調整が必要になるので今は公表できない。
住民側の意見要望
▲ 大勢の人が署名をしてくれ早期設置を望んでいる。今回の延期の説明を駅に掲示してほしい・・JR(社で検討する)
▲ 今後も話し合いを持ってほしい・・・JR(わかりました)
▲ 橋上駅舎の方向性も同時に検討できないか ・・jr(川崎市が片側改札の駅は橋上駅舎化を検討すると聞いているが、市の方向性にもとづき協議していく問題である)
住民から、安全最優先はわかるが、平成22年度までに設置すると言ってきたのだから、ホームの大規模改修やエレベーター設置の時期については早く明確にすべきと言う意見がたくさんでて今後も話し合いの機会を持つことを確認して終わりました。