4月3日、お天気が心配されましたが、かすみ堤久地桜まつりが今年も開かれました。ちょうど満開で絶好の咲き具合です。時間が進むにつれ、住民の皆さんがどんどん集まってきました。みなさんとても楽しそうです。住民の皆さんの手作りのバタジャガと焼き鳥、焼きそば、おにぎり、飲み物等がどれも100円で,行列ができていました。本当に地域のみなさんにとって大切なコミュニティーの場となっています。
○かすみ堤が久地小3年生の学習の場に
「かすみ堤を保存する会」の代表者から、2月12日に久地小学校の3年生200人が、「地元の歴史を学ぶ」目的で、かすみ堤を訪れ、会のメンバーのみなさんが工夫を凝らして分担し説明をしたそうです。こどもたちから「かすみ堤のすごいところが分かってめちゃくちゃよかった」。多摩川が暴れ川だったということから堤防が出来たというお話を聞いて「多摩川ってこわかったんだなあ」などの感想がよせられたというお話があり,会長さんは子どもたちのためにも是非保存させていきたいと挨拶されました。会場で、会長さんからニュ–スをいただきましたので紹介させていただきます。
子どもたちが地元の歴史を知ることはとても大切ですね。
○かすみ堤保存を求める予算要望への市の回答
私たち高津区市議会議員懇談会は超党派で毎年、市長宛に「かすみ堤の保存」を盛り込んだ予算要望を提出しています。2月3日付けで以下の回答がありましたので、報告させていただきます。
【建設緑政局の回答】
「かすみ堤の保全につきましては、全市的な見地から高津区役所が関係局と連携し、国土交通省との協議を進めておりますので、その内容を踏まえながら対応してまいりたいと考えております」
【高津区役所の回答】
「かすみ堤は周辺の多吾川や多摩川崖線の緑地、久地円筒分水をつなぐ空間として、これまでに保全活用に向けた調査を実施するとともに、活用方法や財源確保等の課題について庁内検討会議等において全庁的に検討を進めてまいりました。
今後の取扱については、地域の要望や議会での審議状況を踏まえて借用を含めた手法も視野にいれ、関係者と連携しながら、引続き地権者である国との協議を進めて参ります。なお、国の会計制度の変更に伴い、国の協議先も変わる予定であるため、引続き協議を進められるように調整を図ってまいります」です。
挨拶で区役所からの回答の要点を紹介させていただきました。地域のみなさんのかすみ堤を保存したいという願いと活動に敬意です。