次は二子子ども文化センターです
自転車で二子子ども文化センターへ直行しました。今年で築30年とのことです。
玄関で鈴虫の涼やかな音色に迎えられ、気持ちがなごみました。館長さんに案内され集会室(左の写真)へ。他の部屋は冷房が設置されていますが、集会室には冷房が設置されていないため、毎日10時と14時に温度を確認しているが、上昇すると利用できなくなるとのことです。卓球やヨガ等の利用の時には、体調が大変心配になることもあり、冷房の設置要望をだしているとのことです。ぜひとも冷房の設置は必要と思いました。
トイレは一部洋式化してもらってよかったとのこと。2階が乳幼児室(下の写真)でお母さんとおばあちゃんと一緒に来た2歳くらいのお子さんが、電子ピアノの遊具で遊んでいました。ここでは、マンションの下のかたに気を使うこともなく、のびのび遊ばせることが出来るのでと言っておられました。冷房もついていて快適な環境です。おむつ交換台や授乳スペースも確保され、乳児用の滑り台も設置されていました。土日は父子連れが多いとのことです。
図書室(左の写真)では2人の中学生が机に座り会話をしながら勉強をしていました。
学習室では、地域のコーラスグループのかたが、利用されていました。きれいな歌声がきこえてきました。午前10時から12時まで月2回まで利用でき、高齢者のふれあい事業も活用されているとのことです。利用者は年間21,100人でそのうち高校生の利用が他より多く、1,235人を占めます。
開設は昭和37年で市内で2番目の歴史があります。昭和57年に改築され改築後34年経過しています。
高津子ども文化センターに11時頃到着しました。何人かすでに遊びにきていました。館長さんが、昨日の利用者の人数を教えてくださいました。高校生1人、中学生8人、小学生75人、幼児71人、成人50人で合計205人だったとのことです。
比較的広い玄関フロアを活用してテーブルとイスが置かれ(右の写真)、11時半頃になると、公園で遊んだと思われるお子さんの着替えをすませ、お弁当を食べていました。4組ほどのお子さんとおかあさんでした。
集会室(右の写真)は壁の塗装がされ、きれいになっていました。子育てサロンにも利用され、公園で遊んでいるお子さんも子文のトイレを利用出来るので、安心です。体を休めることも出来るので、乳幼児の利用がとても増えているとのことでした。
駅から近いことや、同じ敷地内に溝の口南公園があることもあって、年間36,000人余の利用者があり、内訳は乳幼児の親子11,226人、小学生16,126人、中学生7,828人、高校生1,139人です。部活で忙しい中学生も部活前に立ち寄ったり、終わった後に来るお子さんもいるとのこと。学校とも時々連携しているとのことでした。
乳幼児のお部屋には4組くらいの親子さんが遊んでいました。お母さん同士仲良くなることも多いとのことです。
私たち訪問した4人のうち、3人が高津子文で行なっていた学童保育にこどもをお願いしてきました。全部の部屋に冷房も設置され、壁も塗られ、トイレも洋式になり、当時よりきれいでよかったと話していました。
3カ所訪問して
久しぶりに正式に子ども文化センター3カ所訪問してよかったです。乳幼児のための遊具や衛生面に配慮した環境設定がされていました。活動も利用状況もそれぞれ設置場所や地域に応じた特徴があると思いました。
今、かつてないほど子どもの居場所づくりが必要になっていると思います。館長さんともそんなお話もさせていただきました。困難を抱えたお子さんの支援を担うには、スタッフの体制や質的強化が必要になるのではと言われ、なるほどと思いました。現在、子ども文化センターは57カ所ありますが、昭和30、40年代の建物は2カ所以外改築されています。50年代の建築が20カ所弱あり計画的な改築計画が必要となると思います.