昨年の7月21日行なった視覚障害者福祉協会との懇談会で、寄せられた要望について、昨年7月末に高津道路公園センターに要望し、9月に中間回答を頂いていましたが、その後の検討状況を以下質問しました。
【石田】
溝の口駅(左:駅前交差点の横断歩道の写真)から約300メートルのところに北部身体障害者福祉会館があります。身体に障害のある方々やボランティア団体に部屋の貸し出しや、手話、朗読、点字、拡大写本など、各種講習会を企画し、地域の中で市民の障害者福祉活動の啓発・普及に貢献されています。また、2階はワークス高津として、障害のある方々の日中活動の支援をされています。
多くの視覚障害者の方々も利用されていますが、溝の口駅から点字ブロックが設置されていません。点字ブロックとエスコートゾーンを設置してほしいという強い要望が皆さんから寄せられています。(右がエスコートゾーンの説明)
今年1月に北身館の職員の方にお聞きしましたら、囲碁をやりたいが溝の口駅から点字ブロックがないので、行けないと断念する方もおられるとのことです。館内は、利用者さんのために職員さんによって、玄関から集会室までの廊下に点字ブロックが敷設されていました。
先日、施設長さんにお会いし、皆さんが使用される囲碁の「九九盤」を見せていただきました。講習会も月に2回やっていて、とても人気があるそうです.。(左の写真:現在工事中のマルエツの.前、手前で点字ブロックがとぎれている)
施設長さんからも溝の口駅からの点字ブロックとエスコートゾーンの設置を要望されました。昨年7月に高津区道路公園センターに要望をしていまして、中間的な回答はいただいております。検討状況と対応を伺います
【建設緑政局長答弁】
溝の口駅から北部身体障害者福祉会館までの区間は、バリアフリー基本構想地区における特定経路に位置づけられており、昨年10月には、バリアフリー基本構想の改定に向けた「溝口駅周辺地区バリアフリーまち歩き点検部会」を開催し、区役所道路公園センターや交通管理者、障害者団体の方々と経路の点検を行ない、課題や問題点を整理したところでございます。
当該区間は、歩道が整備されていないカ所等があり、設置は困難な状況でございますが、今後も周辺における沿道環境を踏まえながら、交通管理者や施設関係者と協議・調整してまいります。
【石田要望】
昨年10月にまち歩き点検会を行なったとの事です。
具体的には、・溝口駅前交差点にエスコートゾーンの設置を
・横浜銀行側の歩道に点字ブロックの設置を
・ マルエツ前の道路に点字ブロックの設置を
・北身館へ行く分岐基点に表示の設置を等がだされたとの事です。
答弁は、「今後も交通管理者や施設関係者と協議・調整する」とのことです。是非、早急に取組んでいただき、一日も早く設置していただくよう強く要望し、今後も注視してまいります。