このまちレポート

自主防災訓練で震度7の揺れを起震車で体感

2017年5月29日

CIMG2160(1)28日、私の地元の溝口第5町会の第12回自主防災訓練が行なわれました。消化器の扱い方の実践では、高津消防署職員から消化器のピンを外して、ホースを外して放水。この動作を、ピン、ポン、パンと覚えるといいですよと教えてもらいました。消火栓に、消化ホースキットを直接接続するCIMG2159やり方の説明を実際に受けました.消化ホースキットは大規模地震を想定し、川崎市が地域住民によって初期消化活動ができるよう全避難所に配備しています。開栓する人とホースの扱いの人と、2人で必ず操作するようにとのこと、接続がなかなか難しそうです。

起震車で震度7まで揺れの体験です。震度6でも、手すりを必死に握っていましたCIMG2166。7になると、もうがしゃがしゃと上下の揺れがすごくて踏ん張る足も飛び跳ねそうになる程です。これはすさまじいものです。すごい揺れに、みんな「これじゃ、建物がこわれるよ」「テーブルの下にもぐっても心配だよ」など感想を述べていました。

三角巾のあて方を、赤十字奉仕団の方々から教えてもらいました.今回は、腕の骨折のときのあて方、足の膝へのあてかたを覚えましたが、1年経つといつもの事ですが、忘れてしまいそうで、ひとつひとつ確認しながら覚えました。今回は家に帰って復習してみました。人口マッサージの指導も受けました。

最後は、婦人部と子ども会のみなさんによる炊き出し訓練でつくってくれた昼食をたべながら懇親です。デザートまCIMG2163でついておいしかったです。

金曜日に高津区役所危機管理の担当課長から、現在、高津区内には自主防災組織は116あり、昨年度訓練した自主防災組織は、46だったと聞きました。

いざというときの地域の顔が見える関係と継続的にこうした訓練を行なう事が必要だと思います。今年で12回目のわが町会の訓練ですが、継続する意義はとても大きいと思います。

基準に不足する救急車や消防職員の充足を

同時に、人口増が続く川崎市は、国の基準からすると救急車は6台不足し、消防職員は165人足りません。市民のいのちと安全を守るためには、川崎市が急いで国基準の配備をすべきですし、木造住宅の耐震補強についても市は2020年度まで耐震化が必要な木造住宅は8900戸と発表しているのに、今年度、木造住宅耐震補強助成の予算は102軒分だけです。こうした所にこそ、市は予算をしっかりとるべきと思います。