高齢者の福祉について知りたいという要望が寄せられ、溝口後援会の主催でつどいが開催され、話させていただきました。介護や福祉の相談する場所について、介護保険の保険料について、減免について、介護を受けたい時の手続き、要介護認定で、非該当、要支援、要介護のかたの受けられるサービスについて、高津区内の介護施設についてなどを、川崎市の「高齢者福祉のしおり」をつかってひととおりお話ししました。たくさんの質問のあと、最後にひとことずつ発言をしていただきました。
みなさん、まだ、介護保険をつかっていない方々ですが、一人暮らしの方が多く、「先の事を考えると不安」「介護施設を見て回ったけど、とにかく費用が高い。公共の特養ホームをもっとつくってもらいたい」「近所の方がデイケアに行っているけど、自分は介護保険のお世話になりたくないと思って歩いたりしているけど、近頃、足が弱くなって来た。老化は避けて通れないと自覚している」
「人権て何?生きる権利だと思う。みんな平等に生きる権利がある。それをサポートするのが行政の義務と思う」「福祉を考える時に、人口が減らないようにする事が大切と思う.それには、若者が結婚出来て子どもを安心して生み育てられるようにすることが大切と思う」「国民年金ぐらしなので、預貯金がどんどん減っていくのが、とても不安。いつどうなるかわからない」「仕事でずっと単身赴任で家を空けて来た。帰って来たら周りがマンションだらけになって付き合う人がいない。今の仕事を辞めたらどうやって生きていくか」などが、こもごも語られました。
そのなかで、「高齢者が増えているのだから、介護保険や福祉にかかるお金が増えるのは当然なのに、国は自然増をばっさり削るのはおかしい」等の意見がだされ、国や川崎市の税金の使い方を変えていかなくてはだめだねということになりました。