予算議会が始まり新年度の予算案と2018年度から4年間の川崎市第2期実施計画(案)も示されました。今後、代表質問や予算審査特別委員会で質疑が行われます。この間の市民の皆さんの要望がどうもりこまれているか、共産党市議団が議会でとりくんできたこと、議会に請願・陳情が寄せられ審査し意見要望して来たこと等がどう反映されているのか調査しています。一旦を何回かに分けて紹介したいと思います。
● わくわくプラザの長期休校中の早朝受入れ・時間延長のとりくみ
夏休みや冬休み中のわくわくプラザの開室は8時30分からのため、8時ころから、開くのを外で待っている状況から、私たちはせめて8時からの開室を求めてきました。第2期実施計画案に2018年度、長期休校中の開設時間の延長に向けた試行的な取組を実施し、2019年度延長すると示されました。
市当局の話では、現在、指定管理者と協議を行っているが、2018年度は可
能な所から試行を始め、広げていきたい。2018年度中に19年度からの新たな指定管理者募集の業務に、午前8時からの開設を盛込んで募集したいとのことです。
● 子ども・子育て活動支援助成事業が、モデル事業から本格事業へ
地域で小学生や乳幼児の預かり事業、居場所の提供、学習支援や子ども食堂などをおこなう団体を支援するとして、3年間、モデル事業として実施されてきましたが、新年度「子ども・子育て活動支援事業」として本格実施されることになり、地域子ども・子育て活動支援助成費が1002,8万円計上されています。共産党は、この間、文教委員会で当局からモデル事業の報告がある度に、この事業の重要性を主張し、モデル事業ではなく早期に本格実施すべきと求めてきました。
● こども文化センターの集会室にエアコン設置—設計費13カ所
こども文化センターの空調機設置のために13カ所の工事設計費案が示されています。一定の工事をしなければエアコンが設置できないセンターに設置するためのもので、次年度以降順次設置される予定です.ここ数年間は年間ゼロ〜1、2、3カ所程度の設置ペースでしたが大幅に増える案です。
共産党はこども文化センターを視察し、集会室の空調設備が2017年6月時点で57カ所中20カ所(設置率35%)しか設置されていない実態を示し、議会で早期設置を求めてきました。
設計費の予算案が示されているこども文化センターは以下の通り
(川崎区)旭町、藤崎、田島 (幸区)南加瀬、北加瀬 (中原区)住吉、新城 (宮前区)宮前平、平 (多摩区)枡形、長尾、菅 (麻生区)麻生
●こども文化センターの施設保全・改築計画を作成
老朽化しているこども文化センターの劣化診断、施設保全改築計画を作成します。