川崎市で初めて国の登録有形文化財に指定された円筒分水の広場で、今年も円筒分水スプリングフェスタが開催されました。まだ、さくらは満開とまではいかず、7分咲くらいでしょうか。穏やかな天気に恵まれ、春だなーと気持ちもあたたかくなります。大勢の人たちで賑わいました。すっかり高津の春の風物詩です。主催は、12の団体が参加する「円筒分水スプリングフェスタ実行委員会」です。区長さんはじめ区役所の職員の方々も何人かみえていました。
今年は菜の花が満開になっていて、サクラのピンクとあざやかな黄色がとても映えていました。久地円筒分水サポートクラブの方から、土壌改良をして菜の花の種を植えたといわれました。見事な菜の花でした。円筒分水も二か領用水も大勢のボランティアの方々の清掃や草取りなどの手入れで美化と景観が保たれています。
東海道麦わら細工麦人の会のみなさんの「麦わら細工」のブースでしばらくその製作のお話をお聴きしました。麦の細く長い穂先きを編み細工のように切り分け、アイロンをかけてリボン状にするんだそうです。そしてはさみやカッターで自由に作品をつくるとの事です。「ハガキ」がとてもすてきで、光沢もよく色目もとても上品な感じで、2枚買いました。
周りをひととおり歩いてまわりました.大勢の方々にお会いし、お話もたくさんしました。とても楽しかったです。13時から子ども太鼓演奏(高津小)、おはやし(久地小)、吹奏楽部演奏(西高津中)が行われるとの事でしたが、用事のため、円筒分水をあとにしました。
私は年に何回も円筒分水に立ち寄りますが、特に春の円筒分水には、満開のサクラを見落とさないように何回か訪れます。花吹雪になって円筒分水を舞うシーンもすてきです。今年も見落とさないようにしよう!