市立上作延保育園から、社会福祉法人妙常会に民営化された川崎たちばな保育園の竣工式が8月19日に行われ出席いたしました。

上作延保育園には、何度か伺ったことがあり、また地域をまわる時に外から見ると、建物や園庭に段差や亀裂がみられ、地盤の沈下が見て取れ、工事がおそらく難航するのではと思って心配していました。

本良信典理事長さんの挨拶のなかで、建設途中のそうした状況のお話があり、随分、建設会社の方々と相談、協議をしながら、完成にこぎつけたこと、技術力をもって誠実に建設していただいたことへの感謝のことばがありました。たくさんの鉄骨が埋め込まれ地盤を強固にしたようです。

閉会の挨拶で本間裕子園長先生が、保育士を育てる事が良い保育に繋がるという趣旨を話されました。モンテッソーリ教育を行っているが、その為の研修はしっかり行いその専門家を育てていること、お互いに保育士がその保障をし合って高め合っている事がとても伝わってきました。開設に当たっても、関わって来られた保育士さんたちが協力にかけつけてくれ、惜しまず支援してくれたとはなされました。

これまでたくさんの内覧会等に出席していますが、保育士を育てる事の大切さを語ったかたに初めてお会いし、とても共感しました。

1階の保育室をみさせていただきました。1,2歳児を縦割りにして3クラス、あとは０歳児が1クラスです。モンテッソーリの教材が配置されていました。テーブルの上には本物の重厚感のあるガラスのポットや、洗面器、小さなバケツ、おしぼりなどがおかれています。とてもおちついて遊んでいるとのことです。

一度、子どもさんたちが遊んでいるところを是非見せてくださいとお願いしてきました。快くどうぞといっていただいたので、勉強のためにいつか伺いたいと思います。