17日に行なった一般質問の報告です。
【石田質問】来年3月北口の先行使用開始にむけどこまで整備?
いよいよ、住民の皆さんが待ち望んでいる津田山駅の橋上駅舎が、計画では2019年3月に北口が使用開始、2020年3月末には南北自由通路の利用と全面供用開始となります。まず、北口使用開始に向けてどこまで整備するのか、また現状の取組状況を伺います。北口使用開始までに、この間要求してきた南部沿線道路側の駅前に車の乗降スペースの確保について伺います。又、駐輪場の整備について、当初計画は既存駅舎と改札口を除去した跡に整備することになっていますが、整備スケジュールを伺います。
【まちづくり局長答弁】駅舎の整備は全て完了する
北口の先行使用開始時においては、駅舎の整備は全て完了し、自由通路に付いては北口から改札口までの供用を予定しており、現在、橋上駅舎の外装及び内装工事を行なっているところです。
次に、車の乗降スペースに付きましては、北口の駅前空間の整備に合わせて、都市計画道路小杉菅線の歩道の一部を改良し、確保してまいります。
次に駐輪場につきましては、北口の使用開始後、既存駅舎を撤去した跡地に確保する計画としております。今後、JR東日本と連携し、詳細の設計等を進めていく中で整備スケジュール等についても具体化を図ってまいりたいと考えております。
【石田質問】下りホーム側への通路にする検討状況は?
2,014年3月に市が行なった住民説明会で、駅へのアクセス向上というのなら、平瀬第2踏切を横断しなくてもよいように、下りホーム側の水路上に通路ができないかという意見要望について、2014年から3回質問してきました。「敷地の狭隘と隣接する道路との高低差などの課題含めJRと協議し、検討する」との答弁でした。3年経過していますがJRとの協議と検討状況を伺います。
【まちづくり局長の答弁】
これまで、JR東日本と協議・検討を行ってまいりましたが、通路を設置する場合、踏切がある道路と自由通路階段部までの高低差による物理的な制約や、下作延小学校や水路構造物への影響、鉄道近接工事等の課題を確認したところでございます。また、橋上駅舎の使用開始後における、利用者動線の変化を勘案する必要がございます。こうした状況を踏まえ、今後も引続き技術的な検討を行うとともに、使用開始後の利用者動向を把握してまいりたいと考えております。
【石田質問】次に久地駅の橋上駅舎の取組みは?
昨年の12月議会において、まちづくり局長は、橋上駅舎化には、JR東日本関連施設の移設内容が焦点と考えているのでJRに委託して支障物等の把握や、移転にかかわる規模等の調査を実施している。今後、調査結果を踏まえ、駅舎の位置や自由通路の幅員等の基本的な施設に関する検討を進める。できる限り早期に工事着手できるよう取り組むと答弁されました。JRの調査結果及び調査結果を踏まえた基本的な施設に関する検討状況を伺います。また、工事着手のめど及び工事着手前までに開催するとしていた住民説明会について、伺います。
【まちづくり局長の答弁】
橋上駅舎化等に向けた検討状況でございますが、昨年度は現地調査や、利用状況等の把握のための基礎的な調査を実施したところでございます。これを踏まえ、今年度は駅舎の位置や自由通路の幅員等に関する検討の深度化を図っているところでございます。今後、事業化に向けた環境等を整え、施工計画を策定したあと、地域の皆様に対し、工事説明会を開催していくことになります。