議会活動報告

敬老祝い品は対象のみなさん全員にお届けできるよう丁寧な取組を! 一般質問⑤

2018年12月21日

【石田質問】

介護2この事業は、88歳及び99歳以上の方を対称に長寿をお祝いし、感謝する事業です。郵送されたカタログからお祝い品を1品選び、ハガキで申込みます。6月議会で単身の方、老老世帯の方の中には、申し込みが困難な方がいると、訴えに来られた方の実例を述べて、丁寧な対応と申請方法の改善が必要と質問しました。今年度から新たに9月末までに申し込みがなかった方に対し、年末までに申請する勧奨ハガキを送付するとの答弁でした。

今年度について、88歳及び99歳以上の対象者の方の人数と9月末までに申し込みがなく、勧奨ハガキを送付した人数を伺います。また、勧奨ハガキを送った方からの申し込みが何件あったのか伺います。

【健康福祉局長の答弁】

平成30年度の88歳の対象者数は、4462人で、内9月末までに申込がなく勧奨はがきを送付した人数は、567人で、11月末時点で140人の方から申込をいただいております。また、99歳以上の対象者数は、824人で、うち勧奨はがきを送付した人数は、89人で20人の方から申込があったところでございます。

【石田質問】

勧奨ハガキをおだししたことで、一定の効果はあったということだと思います。 88歳及び99歳以上のかたについて、この2年間の対象者人数とお祝い品をお届けできた人数及び申込み率を伺います。

【健康福祉局長の答弁】

平成28年度における88歳の対象者数は、4,096人申込者数は3,783人で申込率は92,4%、99歳以上の対象者数は760人、申込者数は712人で申込率は93,7%でございます。

また、平成29年度における88歳の対象者数は4,231人、申込者数は3,916人で、申込率は92,6%、99歳以上の対象者数は、829人、申込者数は、777人で、申込率は93,7%でございます。

【石田質問】

申込率は約9割余です。ご家族が同居されていない方の中にはハガキを返信することが困難なかたは大勢いらっしゃることは容易に想像できます。事業の目的は長寿をお祝いする事業です。目的を遂行する為には、もう1年間は有効にするとか、勧奨ハガキの後追いを電話で行なうなど、お祝い品をお届けできる人数を最大限増やすために、あらゆる努力すべきと考えますが伺います。

【健康福祉局長の答弁】

本事業は、長年社会の発展に貢献された高齢者に対して感謝の意を表し、その長寿をお祝いし、お祝品を贈呈するものでございまして、高齢者の方にお祝品のお申し込みを頂くため、不在や住所変更などにより配達不能になった方については、各区・各地区の担当者による所在調査を実施し、所在が確認できた場合に、改めてご案内をする取組の他、今年度から新たな取組といたしまして、9月末までにお申し込みのなかった方に対し年末までにお申し込みを頂くよう再勧奨するハガキを送付することとしたものでございます。

今後におきましても、高齢者の方々に望まれるお祝い品の充実に努めるとともに、ひとりでも多くの高齢者に、お申し込みいただけるよう取組を進めてまいりたいと存じます。